




40分!??
1時間かからないんだ!!
すごーい!!

高速交通網が発達してどんどん時間距離が短こうなってきた。


時間距離〜?

じゃあ今回は交通の発達も含めて解説したるわ。

お願いひやしんす。

1.交通の発達

時間距離とは2地点の距離の移動にかかる時間を表した指標ことや。
例えば東京から鉄道で目的地まで行く場合、福岡の方が和歌山より近かったりする。


わわわ…変な地図。
新幹線が通ってるかどうかがポイントだろうな。

せやな。新幹線の貢献は大きい。
時間距離は年々縮まってきており、空港、高速道路など高速交通網が整備されたことも大きい。


特に高速道路の整備は、移動が車中心になるモータリゼーション(Motorization)を一気に加速させた。


地方じゃ、車なしじゃ生きられないよね。

大まかな傾向として日本では近距離は車、中距離は鉄道、長距離は飛行機の棲み分けができとるな。

世界の交通事情

国家間のヒトの移動では主に航空機がメインとなる。
近年はサービスを簡略化して運賃が安いLCC(Low Cost Carrier)格安航空会社がシェアを伸ばしとる。
ハブ空港が世界の航空交通を支えとる。


はぁー…。
ハブは前回説明したけど車輪の中心部分でスポークが路線にあたる。
ハブ空港とは周辺からヒト/モノが集まる拠点となる空港のことや。


韓国のインチョン(仁川)国際空港なんかは有名や。
日本の成田、羽田もハブ空港化を目指しとる。


ハブ空港に集中させて地方に分散させるのをハブアンドスポーク方式っちゅう。
ハブアンドスポークのメリットは路線が少なくて済む分、航空会社の負担が少なくなることや。


へー。
でも、地方空港から地方空港に行きたい場合、ハブ空港を経由しないといけないから面倒くさいね…。

確かに客側からすれば直行便が多い方が乗り換えんでええから楽でええんやけど、路線が多くなって維持すんのが大変やねん。効率の問題やな。


わわわ…ごちゃごちゃ…。
モーダルシフト

ヒト/モノを運ぶ手段としては、船、飛行機、鉄道、車がある。
日本ではモノは車と船が輸送の主力や。


モノを運ぶ場合、それぞれメリット/デメリットがある。


近年、地球温暖化問題など環境に配慮する意識が高まっておる。

そんな中、トラックや飛行機はCO2排出量が多く、排出量の少ない鉄道や船に輸送手段を変えるモーダルシフトが注目されておる。

2.通信の発達

1990年代からICT(Information and Communication Technology)情報通信技術が発達し、世界中に海底光ファイバーケーブルが敷かれインターネットは身近なものとなった。


あらゆるものがインターネットに接続されるIoT社会(Internet of Things)になりつつあり、例えば外出先から電化製品を起動させることも可能となっておる。


その技術を支えておるのがスマートフォンの普及や。
1人1台が当たり前になっとる。


スマホの普及とともにSNS(Social Networking Service)やキャッシュレス決済(オンライン決済)は生活の一部になってきたな。


スマホなしの生活なんて考えられない!!

で、この通信関連で、よう共通テストに出るんが発展途上国における携帯電話の普及率や。
固定電話やらはインフラ整備に金がかかるけど携帯電話は比較的安く済むから、アフリカを中心としてスマホが急速に拡大してった。


アフリカには、ほとんど固定電話は普及していないんだね…。

この棒グラフでもう一つポイントとなるのは、「日本の携帯電話契約数」で100を超えとるっちゅうことは1人2台以上持っとる人がおるわけや。
一方でさっきの線グラフを見ると

世帯ごとの携帯電話の普及率は約90%な訳や。
つまり携帯を持っていない層が結構いることになる。

ほうほう?

こういった情報通信技術を駆使できる層とそうでない層とのデジタルデバイド(Digital Divide)情報格差が問題となっとる。
貧困だったり高齢だったり携帯電話を持ってない人が必要な情報が得られず、より格差が生まれるという負のサイクルができてまう。

3.観光業の発達

世界的に見て、新型コロナ流行期間を除き、年々国際旅行者数は増えてきておる。


国際観光先で、ようお金を使っとるのは中国やアメリカやドイツで、中国を除き欧米中心や。
で逆に国際観光で収入を得ているのはアメリカ、スペインなどこれまた欧米中心や。
特にスペインの観光業は有名でテストによう出る。
国際観光支出の多い国(2023年)
| 国名 | 支出額(億ドル) |
|---|---|
| 中国 | 1965 |
| アメリカ | 1587 |
| ドイツ | 1154 |
| イギリス | 999 |
| フランス | 560 |
国際観光収入の多い国(2023年)
| 国名 | 収入額(億ドル) |
|---|---|
| アメリカ | 1891 |
| スペイン | 920 |
| イギリス | 734 |
| フランス | 712 |
| イタリア | 559 |

ヨーロッパでは夏に長期休暇を取るバカンスの文化があるから観光業が盛んや。

地中海のリゾート地でバカンス、憧れるなぁ〜。

で、日本でも同様の傾向で日本への外国人観光客数および日本人の海外旅行客数は年々伸びてきておる。
2024年には訪日外国人観光客数は3500万人を突破しておる。


うあー!!!
2010年代以降、急速に外国人観光客が増えてるねー。
コロナでほぼ0になったけどそこからのV字回復がすごいね。

観光客が増えてきて、いろんなツーリズムが出てきた。
ツーリズムとは、一年を超えない範囲で旅行したり滞在したりすることや。

ほうほう。

例えば、自然体験などをしながら環境について学ぶエコツーリズムや農作業体験などをするグリーンツーリズムなどいろいろ出てきた。

訪日観光客が増えてきた一要因に観光ビザの要件が緩和されたことが挙げられる。
外国から観光客が来る旅行=インバウンドツーリズムを日本は推奨してきたわけや。


インバウンド……聞いたことあるな。

観光客が多いのは観光地が潤ってええことやけど、一方でオーバーツーリズムの問題も表面化してきた。

オーバーツーリズム??

オーバーツーリズムとは観光地が許容できる人数以上の観光客が押しかけることで観光公害と呼ばれ様々な問題が出る。
一部の観光客によるマナー違反などが問題となっておる。





あぁなんかテレビのニュースで見たような気がする…。
グローバル化する人の移動

旅行以外にも人の移動はある。
例えば国内の紛争を逃れてきた難民とか…


戦争…よくない…

そのほかにも出稼ぎ労働者として、欧米や石油が出る中東に移住するもんもおる。


サウジアラビアも多いし、アラブ首長国連邦は自国民より外国人労働者が多いで有名や。


オイルマネー…。


今回の講義はここまでや。
しっかり復習するように。
最後に今日のまとめと理解度チェックテストや。
★第1話 スタサプがあるじゃん!!(広告)



4.今日のまとめ
- 時間距離とは2地点の距離の移動にかかる時間を表した指標こと
- 高速道路の整備は、移動が車中心になるモータリゼーションを一気に加速させた
- サービスを簡略化して運賃が安いLCC=格安航空会社がシェアを伸ばしている
- ハブ空港とは周辺からヒト/モノが集まる拠点となる空港のこと
- トラックや飛行機はCO2排出量が多く、排出量の少ない鉄道や船に輸送手段を変えるモーダルシフトが注目されている
- 1990年代からICT=情報通信技術が発達し、世界中に海底光ファイバーケーブルが敷かれインターネットは身近なものとなった
- あらゆるものがインターネットに接続されるIoT社会になりつつある
- スマホの普及とともにSNSやキャッシュレス決済(オンライン決済)は生活の一部になってきた
- 情報通信技術を駆使できる層とそうでない層とのデジタルデバイド=情報格差が問題となっている
- ヨーロッパでは夏に長期休暇を取るバカンスの文化があるため観光業が盛ん
- 近年、自然体験などをしながら環境について学ぶエコツーリズムや農作業体験などをするグリーンツーリズムなどいろいろ出てきた
- 外国から観光客が来る旅行=インバウンドツーリズムを日本は推奨してきた
- オーバーツーリズムとは観光地が許容できる人数以上の観光客が押しかけることで観光公害と呼ばれ様々な問題が出る
- 中東には出稼ぎ労働者が集まっている

まとめを踏まえて理解度チェックテストに挑戦や!!
★第2話 東大生に教えてもらおう!!(広告)



5.理解度チェックテスト
1.空欄( )に当てはまる語句を答えよ。
( )とは2地点の距離の移動にかかる時間を表した指標こと
高速道路の整備は、移動が車中心になる( )を一気に加速させた
サービスを簡略化して運賃が安い( )=格安航空会社がシェアを伸ばしている
( )とは周辺からヒト/モノが集まる拠点となる空港のこと
トラックや飛行機はCO2排出量が多く、排出量の少ない鉄道や船に輸送手段を変える( )が注目されている
あらゆるものがインターネットに接続される( )社会になりつつある
情報通信技術を駆使できる層とそうでない層との( )=情報格差が問題となっている
外国から観光客が来る旅行=( )を日本は推奨してきた
( )とは観光地が許容できる人数以上の観光客が押しかけることで観光公害と呼ばれ様々な問題が出る
2.以下の棒グラフは日本の距離別の旅客交通手段である。空欄( )は、車、鉄道、航空機のいずれかである。該当するのを答えよ。

3.以下の線グラフの緑線/赤線は訪日外国人観光客数と日本人海外旅行者数のいずれかである。該当するのを答えよ。


1.空欄( )に当てはまる語句を答えよ。
(時間距離)とは2地点の距離の移動にかかる時間を表した指標こと
高速道路の整備は、移動が車中心になる(モータリゼーション)を一気に加速させた
サービスを簡略化して運賃が安い( LCC)=格安航空会社がシェアを伸ばしている
(ハブ空港)とは周辺からヒト/モノが集まる拠点となる空港のこと
トラックや飛行機はCO2排出量が多く、排出量の少ない鉄道や船に輸送手段を変える(モーダルシフト)が注目されている
あらゆるものがインターネットに接続される(IoT)社会になりつつある
情報通信技術を駆使できる層とそうでない層との(デジタルデバイド)=情報格差が問題となっている
外国から観光客が来る旅行=(インバウンドツーリズム)を日本は推奨してきた
(オーバーツーリズム)とは観光地が許容できる人数以上の観光客が押しかけることで観光公害と呼ばれ様々な問題が出る
2.以下の棒グラフは日本の距離別の旅客交通手段である。空欄( )は、車、鉄道、航空機のいずれかである。該当するのを答えよ。

3.以下の線グラフの緑線/赤線は訪日外国人観光客数と日本人海外旅行者数のいずれかである。該当するのを答えよ。



























































