1.世界の言語
な、なんと!!
まあただ、中国語と一口にいうても、書き言葉としては共通性があるんやけど、話し言葉としては地域差が大きいんやけどな。
へーそうなんだー。
ほんで、国や政府が役所などで使う公の言葉として定めた言語を公用語っちゅうんやけど、公用語としては英語が50カ国ほどに採用されてて1位や。
中国語は5カ国ぐらいや。
せやから世界的に使われてるちゅう意味では、やっぱり英語が一番やな。
2.世界の宗教
日本人には馴染みが薄いかも知れんが、世界には様々な宗教がある。
へー。
その中でも特に有名なのが、キリスト教、イスラム教、仏教の三大宗教や。
実際にはこんなくっきり分かれとる訳なく、地域ごとにいろんな宗教が混在しとる。
なんとなくの傾向だけつかんどきー。
ほうほう。
インドらへんには、ヒンドゥー教なるものがあるんだね…。
ヒンドゥー教も含めた世界の宗教別人口は、こんな感じや。
ん!?
三大宗教の仏教より、ヒンドゥー教の方が多いんだね!?
せやな。
インドは人口が多いからな。
キリスト教
世界で最も信者の多いキリスト教は、ヨーロッパや北米を中心に広まっており、さらにその国々の植民地だった地域にも普及している。
信者は聖書読んだり、教会に行って礼拝をする。
またキリストの生誕祭であるクリスマスは、宗教を超えての世界的イベントとなっておる。
イスラム教
イスラム教は聖地メッカのある西アジアを中心に北アフリカ、東南アジアに広まっている。
イスラム教は唯一神アッラーを信仰し、1日5回聖地メッカに向かって礼拝する。
また、一般的に飲酒、豚肉を食べることは禁止されており、一定期間の断食もある。
へー。
イスラム教にはいろいろルールがあるんだねぇー。
そのほか、寄付、食事に左手を使ってはいけない、女性は肌を見せてはいけないなど細かな規則があるんや。
わー。
あと、キリスト教とイスラム教で重要なポイントとして聖地問題があるな。
キリスト教、イスラム教、そしてユダヤ教の聖地が同じ中東地域にある都市エルサレム内にあるんや。
この地域では宗教間での対立が深刻化しとる。
うー。
仏教
仏教は、大きく中国大陸経由で日本に伝わった大乗仏教、スリランカや東南アジアに広まっている上座部仏教、チベット・モンゴルに広まっているチベット仏教に分けられる。
おじいちゃん、おばあちゃんちには仏壇があったから、ボクの家は仏教徒なのかなー?
お墓は仏教式かな…、でも初詣には神社に行くし、クリスマスにケーキ食べるし、親戚の結婚式は教会だったなー…。
う〜ん?
日本人は、宗教と馴染みが薄いからなー。
世界では珍しい方や。
ヒンドゥー教
三大宗教じゃないけど、ヒンドゥー教の紹介もちょっとするわ。
ヒンドゥー教はインドを中心に信仰されとる宗教で信者数はキリスト教、イスラム教に次いで第3位や。
ほー。
ヒンドゥー教では、牛は神聖な生き物とされ、牛肉は食べない。
また殺生を嫌う傾向にあるため菜食主義者も多い。
聖なる川、ガンジス川では身を清めるため、沐浴をする。
イスラム教では豚肉を食べなくて、ヒンドゥー教では牛肉を食べないんだね。
今日の講義はここまでや。
しっかり復習するようにー。
ありがとうございましたー。
3.まとめ
- 世界で一番話されている言語は中国語
- 公用語認定数1位は英語
- 三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教
- 信者数1位キリスト教、2位イスラム教、3位ヒンドゥー教、4位仏教
- キリスト教はヨーロッパや北米とその植民地に広まっている
- イスラム教は聖地メッカのある西アジアを中心に北アフリカ、東南アジアに広まっている
- イスラム教は唯一神アッラーを信仰し、1日5回聖地メッカに向かって礼拝する
- イスラム教は飲酒、豚肉を食べることは禁止されており、一定期間の断食もある
- キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地が同じ都市エルサレム内にある
- 仏教は、大きく大乗仏教、上座部仏教、チベット仏教に分けられる
- ヒンドゥー教では、牛は神聖な生き物とされ、牛肉は食べず、聖なるガンジス川で沐浴をする